忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




[PR] |
フランス風挨拶には中々なじめない・・・
フランスで人と挨拶をするのは、とってもスリリング。ごく親しい人なら問題ないが、ちょっとした知り合いとか、誰だかよく覚えていないときが困る。
大体私は人の顔と名前を覚えるのが大の苦手。
日本でだって覚えられないのに、フランス人の顔と名前なんて問題外である。
日本なら軽く頭を傾け「どうも」なんて曖昧に挨拶することで切り抜けられるが、ここフランスではそうはいかない。
親しみ度に応じて挨拶の仕方が異なるからだ。
これは非常に困る。まず初対面やあまり親しくない場合は握手で済ませる。
ここまではよし。難しことはない。問題は親しくなると頬と頬をくっつけあう「ビズ」という挨拶をおこなうこと。
大体どのあたりでビズをするようになるかが、よく分らない。
握手をしようと手を出したとたんに、相手の顔が近づいてくるときの間の悪いこと。「そうかこの人とはビズをするほど親しかったのか」と初めて気が付く。相手がいかにも親しそうな様子で私に向かって真っすぐ近づいてくるのに、私にはまったく覚えがない時も非常に迷う。
「握手をしたら気を悪くするかなあ。でも知らない人のような気がするし・・・」
非常にややこしい。おまけにこのビズは地方によって回数が異なるから、ますます混乱する。
パリは左右1回づつで済むが、わが家のあたりでは左右2回づつが一般的。
右左右の3回する人もいるから訳が分らない。
初めて会う場合でも、旦那の親類なんかだと、ちゃんとビズをしなければならない。
相手が子供の場合もビズである。とっても小さい子の時は額にキスをする。
目上の人の場合は、相手が求めるまでビズをしてはいけないということも聞く。
いかにも何でもややこしくするのが大好きなフランス人らしいが、日本人には(特に私には)本当に困った習慣である。


↑友人宅のパーティ。誰とビズをするかやっぱり迷った。写真左に立っている旦那は全く苦もなくみんなと楽しげに挨拶している。なんだかムカつく・・・。

この記事がお気に召したらクリックしてね!
にほんブログ村 海外生活ブログへ 人気ブログランキングへ
PR



フランス風挨拶には中々なじめない・・・ | TrackBack() | 面白フランス人

トラックバック

トラックバックURL:

| フランスで暮らしてみると!!! |

ブログテンプレート
忍者ブログ[PR]