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村役場に用があるならお向かいのバーへ!
買い物に行ったっきり、旦那がいつまでも返ってこない。
どっかのバーで引っ掛かってるなとのんびりテレビを見ていたら、旦那の車が庭に止まる音がする。
玄関を入るなり
「わかってる。何も言わないで!」
「僕のせいじゃないんだ。ちょっとバーによったら次々に友達がやってきて、なかなか返してもらえなかったんだ。」
と言い訳している。
まあ土曜のお昼は、みんなのんびりとアペリティフを楽しむのが習慣だから致し方ない。
おかしかったのが、旦那が飲んでいると庭師の兄ちゃんフロランが入ってきたという。
彼はバーの向かいの村役場に用があってきたのだが、役場には誰もいない。
時間は12時15分前。
普段ならまだ役場は開いているらしい。
そこに「やあ、やあ」と言いながら、一人のオジサンが近寄ってきたという。
何と村長さんその人であった。
村長さんと挨拶しながら旦那がバーの奥に眼をやると、そこには村役場で働く全員が、と言っても3人だけらしいが、楽しくアペリティフを飲んでいる。
これじゃあ村役場に誰もいなくて当たり前である。
いかにもフランスらしい話で大笑い。
日本じゃあ考えられないよね。
今度から一杯やるときは、役場の入り口に「向かいのバーにいます」と張り出すといいね。

バーでビールを一杯

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村役場に用があるならお向かいのバーへ! | Comments(3) | TrackBack() | 面白フランス人
友人のお誕生会に呼ばれ、酔っ払う
私と旦那の共通の友人ジョエルの誕生日を祝う会に呼ばれた。
夜の8時にジョエルの家を、プレゼントのウィスキーを持って訪れた。
風邪をひいて鼻水の止まらない旦那はクリネックスの箱を抱えている。
クリネックスの箱がそばにないと不安なんだって。案の定、同じく招待された友人たちに大笑いされていた。
今日の誕生会は友達のシンガーソングライター、クリスチャンが歌うというので、ずいぶん前から楽しみにしていたんだ。
しかも、今日のメイン料理は「リー・ド・ヴォー」(子牛の胸腺)だと言うので、大変うれしい。
「リー・ド・ヴォー」はすごく美味しいのだけど、なかなか高級品でそのうえ簡単に手に入らないので、めったに食べられない。
この辺の田舎のレストランでは、あまりメニューには載っていない。
高いうえに調理が大変だかららしい。
クリスチャンがギターの調整をしているのを眺めながらアペリティフをいただく。
クリスチャンは、すでにかなりアペリティフを摂取、すっかり酔っ払っている。
大丈夫なのか?
しかしプロはやっぱり凄かった。
どんなに酔っぱらっていても、歌いだすと途端にしゃっきりする。
彼の声は相変わらず魅力的で、みんなで思いっきり堪能した。
「リー・ド・ヴォー」もキノコのソースがたっぷりかかっていて、本当に美味しかった。
シノンの赤ワインと驚くほどよく合う。すっかり酔っ払って夜中の1時に帰宅したのでした。

 酔っ払っていてもこの通り!

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友人のお誕生会に呼ばれ、酔っ払う | Comments(0) | TrackBack() | 面白フランス人
フランスといえども田舎のファッションはやっぱり・・・
近くの町のブティックが、閉店セールをやっているという広告が入ったので、行ってみることにする。
セーターが2,3枚ほしかったのでちょうどいい。
なんでも全て50%オフだというからこれは見逃せない。
このブティックの前はよく通るけど、実は入ったことはない。
どんな洋服が置いてあるのか分からないけど、広告にはなかなか有名ブランドの名もある。
お店のウインドウは、まっ黄色の私が受け取った広告が何倍にも大きくなった紙でけばけばしく覆われている。
迫力あるな~。
中に入ると、年配のお客さんが何組か洋服を物色している。
早速セーターの置いてある棚の前に行き、何かいいものがないかと目を泳がすのだが、なんだかやけにみんな地味でダサいのよ。
しかも50%オフと言う割には60ユーロだとか80ユーロもしてやけに高い。
確かに手に取ると肌触りはいいから、物はしっかりしているよう。
しかし、ファッションの国フランスなのに、このダサさはなーに?
旦那いわく
「この辺の農家のおばさんの趣味の店だから、こんなもんだろう」という。
「そうなのかー。フランス人みんながオシャレなわけじゃないものね。」
おばあさんたちは、雨が降るとビニールのネッカチーフをかぶっているような国だものね。
それにしても残念。
セーターのちょっといいのがほしかったんだけど、ここのセーター着たら、いきなり農家のおばさんが日曜日に教会へ行くような格好になりそうなのであきらめました。
まあ私もいいとこおばさんなんだけどね。

 ブティックの前のホテルが秋色

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買物カゴは究極のエコバック!
フランス人は、昔ながらの買物カゴに愛着があるようで、マルシェなどで買物カゴに野菜を放り込んでいるおばあちゃんをよく見かける。
最近は、スーパーでビニール袋をくれないから、みんなエコバックを持っている。
スーパーによってエコバックのデザインが違うのでなかなか楽しいが、やっぱり究極のエコバックは、子供のころ母親が下げていたような買物カゴだと思う。
今使っているわが家の買物カゴは、夏にバカンスに行った海のそばの雑貨屋さんで買ったもの。
確か9ユーロだったと思う。
手の部分が革製でシッカリしているところがお気に入り。
たいがい手の部分がダメになるから、ここはしっかり確認すべきだ。
近所のスーパーの前では、いつもジプシーのおばさん達がカゴを売っていて
「パニエー!パニエー!(カゴのこと)安いよー」
と迫力をもってじわじわと攻めてくる。
最初はビビッて「ひー!!!」と心の中で叫んでいたら、隣にいた旦那が一言
「ノン メルシー」
おばさんたちは全く意に介さず、再び
「安いよー!安いよー!」
どうなる事かと見ていたら、再びそっけなく
「ノン メルシー」
と旦那が言い放つと、おばさん達は新たなる標的を見つけて、
「パニエー!パニエー!」
と叫びながら去って行った。
旦那も、何事もなかったような顔をしている。
フランス人は、こんなことではびくともしないようだ。
さまざまな人種が存在する大陸の人々は、全くもってたくましい。

小さな旅行もこのカゴで!

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朝のクロワッサンは愛のあかし?
フランスはグルメの国なのに、朝食はとってもさびしい。
他のヨーロッパの国の朝食と比べても、なんともそっけない。
だって基本はパンとジャムとカフェオーレですよ。
カフェの朝食も、これにオレンジジュースが付く程度。
スクランブルエッグもハムもチーズも何にもつかない。
ショッパイものを食べないのよね。
なんでだろう?
旦那に聞くと、彼のパパの出身地フランス南西部では、朝からオムレツのようなものを食べたというから、地方によっても違うらしい。
フランス人はドイツの料理をバカにするけど、ドイツの朝食は明らかにフランスより優っていると思う。
何種類ものハムやソーセージ、チーズがたっぷりテーブルに並び、フランスの朝食に慣れていた私にはとっても豪華で驚いちゃった。
フランスの朝食パンの代表は、言わずと知れたクロワッサンですね。
恋人たちの朝は、彼が買ってきた焼きたてのクロワッサンを、ベットで食べるこのがお決まり。
そう、朝食の用意は男性の愛のあかしなのよ。
まあ残念ながら、この素敵な習慣は、恋愛真っ盛りの熱々の間だけ、というケースが多いけどね。

今朝はいい天気!

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フランスで常連客が集うバーに入るには?
フランス人は、誰もが行きつけのカフェやバーを持っている。
この手のお店は、昼頃あるいは夕方になると、アペリティフを楽しむなじみ客で、カウンターの周りは一杯になる。
観光客でにぎわうカフェとは違い、この手のバーに入っていくのは、非常に勇気がいる。
まず、店の入り口に立ったところでひるむ。
なぜなら、カウンターのオジサンたちが、一斉に振り向いて見つめるからである。
これは怖い。
気弱な日本人は、この段階で回れ右して、引き下がってしまう。
しかし、ここが踏ん張りどころなのよ。
勇気を出して「Bonjour」と言おう。
オジサンたちが、軽くあごを上げて合図してくれたらしめたもの。
思いきってカウンターに近づく。
カウンターの中の店主に、改めて「Bonjour」と言う。
すぐに何を飲むかと聞いてくるので(なんて言ってるか分んなくても大した問題ではない)、
「アン・ドゥミ」(生ビール)とか「アン・ブラン」(白ワイン)と注文すればいい。
注文したものが来たら、片手でグラスを握り、軽く胸の高さまで掲げ、エトランジェの動向を凝視しているオジサンたちの顔をゆっくり見渡し
「サンテ!」(乾杯!)と堂々と言おう。
とたんにみんな相好を崩し、同じように「サンテ!」と言ってくれるから!
これであなたも常連客の一人である。
ほんとだよ。
一件とっつきにくいフランス人だけど、思い切って懐に飛び込んでいくと、ただの陽気な酔っ払いオジサンだとわかるよ。

私と旦那の行きつけBARBARには犬が付きもの!

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フランス人はロトが大好き
フランスはとってもロトが盛んで、結構なお金をつぎ込んでいる人を、ロトを扱う店「ロトリー」でしばしば見かける。
なんでもロト中毒者がいっぱいいるんだって。
私と旦那もたまにロトに挑戦するけど、2人とも物忘れが激しく、当選結果をまともに見たことがあまりない。
実は大金が当たっていたりして・・・。
そんなことありえないか(笑)
実はこのロトのシステムが大きく変わるというので、しかも当たりやすくなると聞いて、
おーし、当ててやろうじゃないの!
と、旦那と車ですぐのロトリー(カフェ内の一角にある。良いシステムだね!)に行く。
天気が良いので、テラスで一杯飲みながら(ほらね!カフェ内にあるのは良いでしょう)ロトの用紙に並んだ数字をバッテンしていく。
以前は6つの数字を選んだのだけど、今度からは5つの数字プラス「チャンスナンバー」を選ぶ。
ここまでの変化はまあかまわないけど、
なんだ!値上がりしてるじゃないか(怒)
しかも倍以上も!
これが当たらなかったら、もうロトはやめてやるー!!!
 

↑ ロトに取り組む旦那。手前のビールは私のだよ!

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フランス風挨拶には中々なじめない・・・
フランスで人と挨拶をするのは、とってもスリリング。ごく親しい人なら問題ないが、ちょっとした知り合いとか、誰だかよく覚えていないときが困る。
大体私は人の顔と名前を覚えるのが大の苦手。
日本でだって覚えられないのに、フランス人の顔と名前なんて問題外である。
日本なら軽く頭を傾け「どうも」なんて曖昧に挨拶することで切り抜けられるが、ここフランスではそうはいかない。
親しみ度に応じて挨拶の仕方が異なるからだ。
これは非常に困る。まず初対面やあまり親しくない場合は握手で済ませる。
ここまではよし。難しことはない。問題は親しくなると頬と頬をくっつけあう「ビズ」という挨拶をおこなうこと。
大体どのあたりでビズをするようになるかが、よく分らない。
握手をしようと手を出したとたんに、相手の顔が近づいてくるときの間の悪いこと。「そうかこの人とはビズをするほど親しかったのか」と初めて気が付く。相手がいかにも親しそうな様子で私に向かって真っすぐ近づいてくるのに、私にはまったく覚えがない時も非常に迷う。
「握手をしたら気を悪くするかなあ。でも知らない人のような気がするし・・・」
非常にややこしい。おまけにこのビズは地方によって回数が異なるから、ますます混乱する。
パリは左右1回づつで済むが、わが家のあたりでは左右2回づつが一般的。
右左右の3回する人もいるから訳が分らない。
初めて会う場合でも、旦那の親類なんかだと、ちゃんとビズをしなければならない。
相手が子供の場合もビズである。とっても小さい子の時は額にキスをする。
目上の人の場合は、相手が求めるまでビズをしてはいけないということも聞く。
いかにも何でもややこしくするのが大好きなフランス人らしいが、日本人には(特に私には)本当に困った習慣である。


↑友人宅のパーティ。誰とビズをするかやっぱり迷った。写真左に立っている旦那は全く苦もなくみんなと楽しげに挨拶している。なんだかムカつく・・・。

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フランス風挨拶には中々なじめない・・・ | TrackBack() | 面白フランス人

| フランスで暮らしてみると!!! |

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